The Art of Baseball

ベースボールの芸術

2022年のベストバット

野球で欠かせないバッティングは、試合の流れを決める重要なポイントですが、教えるとなると簡単ではありません。バッティングフォームをビデオで撮影して確認しながら変更を加えたり、バッティングの数をこなすなどの練習が多いですが、それだけでは不十分です。リトルリーグの選手にとって扱いやすい野球道具を揃えてることであり、中でも高品質な木製ベストバッドがあれば、よりよい結果を目指せます。

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イチローの伝記

イチローは世界で最も有名な日本人野球選手として知られており、高校時代は野球の名門校である愛工大名電に在籍していました。高校時代にオリックス・ブルーウェーブからドラフト4位指名を受けて入団し、入団した1992年7月11日に一軍初出場を果たします。翌日のダイエーホークス戦では初のスタメン出場し、プロ初安打をこの時に記録しました。 とうじ振り子打法に関して一軍首脳陣に批判をされましたが打撃方法を変更することはなく、そのまま貫き通してオールスターでMVPを獲得するなど非常に活躍しました。

1995年には首位打者打点王盗塁王最多安打・最高出塁率を獲得し、日本プロ野球史上初の打者五冠王に輝きました。また、1シーズン210安打という大記録を残し、その後7年連続でパ・リーグ首位打者として活躍しています。 2000年11月に日本人初のポスティングシステムでシアトルマリナーズに移籍し、日本人野手初のメジャーリーガーとなりました。それまでは投手の実が日本人選手として活躍しており、野手で移籍した人はいなかったことから、日本人外野手は活躍するのかと国内外から大きな注目を集めています。外野としての働きに懐疑的な人も少なくありませんでしたが、見事にその見方を覆す大活躍を果たしました。 2016年にはアジア人初のMLB通算3千安打を達成し、話題を呼んでいます。引退しても人気が高く、伝記を出さないのか気になる人も少なくありませんが、決まった厚さで納められることに抵抗があるからと、書いていません。

女子野球選手:加藤 優

女子野球選手の加藤優の経歴は、見事な伝記のような部分もあるようです。まず少年野球の監督でもあった父の薦めで5歳から始めました。小学3年生からは捕手としてプレーし、5年生からは捕手と投手を同時にこなすようなハイブリッドなプレイヤーとして活躍し始めました。

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中学校入学後はリトルリーグに入団し、全国大会まで出場しました。その後はボーイズリーグに所属し、史上初のボーイズリーグ女子選抜東西対抗線に出場。このときは1番レフトで出場し、先頭打者ランニングホームランを放つなどの活躍で、ピッチャーとしてリリーフでも登板しました。

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高校入学後は一時期ソフトボール部でも活躍しましたが、やはり野球が捨てきれず高校在学中からプロチームとなるアサヒトラスト女子硬式野球部に入団しました。そして侍ジャパン女子代表のトライアウトに合格し、女子野球日本代表候補となります。高校卒業後は介護の仕事を両立しながら野球に取り組んでいました。

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2015年の女子プロ野球の合同トライアウトで見事合格、ルックスの良さも人気となりCDデビューを果たすなど、幅広いファン層を獲得するような選手となっています。埼玉アストライアに入団し、オリックスとのコラボ企画などでも話題となり、正式に引退を発表したのは2021年の7月となりました。

女子野球選手: 里 綾実

里綾実さんは日本の女子プロ野球選手です。クラブチームの埼玉西武ライオンズ・レディースリーグに所属しいる、日本を代表する女子野球選手の一人です。

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里綾実さんの経歴は、小学生時代に少年野球チーム「名瀬オリオンズ」に所属しピッチャーをしていました。中学時代に野球部がなかったために、バスケ部に所属していたもののやはり野球がやりたいということで、神村学園に入学し、選抜大会ではチームの優勝に大きく貢献することとなりました。

その後は日本女子コンベンションでMVPに当たる角谷賞を受賞。そして現在も埼玉西武ライオンズ・レディースでピッチャーとして活躍しているのです。そんな女子野球の草分け的存在の里綾実さんの伝記が出版されることになりました。まだまだ日本に浸透しているとは言えない状況で、女子スポーツの知名度を上げる効果が期待されています。里綾実選手自身も、自分の伝記を読んでもらうことで、女子野球のことをもっとよく知ってもらいたい、自分以外にも優れた選手が現れて盛り上げてもらいたいという気持ちが込められているといいます。

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幼少期から努力を続けていた里綾実選手の経験は、すべてのスポーツにおいてもきっと道しるべとなってくれるでしょう。

女子野球選手: 吉田 えり

吉田えり選手は、神奈川県横浜市出身の女子野球の投手です。愛称はナックル姫で、ナックルボールに由来しているといいます。ナックルボールとは、可能な限りボールが回転しないよう投じられて捕手に届くまでの間に不規則に変化して落ちる変化球です。この変化球に取り組んだのは吉田えり選手のお父さんの助言によるもの、男性と一緒に野球をするのであればこのような変化球が良いのではないか、中学生ときにお父さんが調べてくれたといいます。

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経歴の中では、2008年11月に関西独立リーグの合同トライアウトに号学士、ドラフト会議の中で神戸9リーグから7巡目で指名を受けて12月2日正式契約、このときの背番号は17番です。日本のプロ野球リーグ所属の女子選手の中では、日本女子野球連盟以来日本人初の男性と同一チームでプレーを行う女子プロ野球選手になりました。

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現在、吉田えり選手は、エイジェック女子硬式野球部門で選手兼監督として活躍しています。また、吉田えり選手の伝記の中には、ナックルボールとの関わりが強いお父さんの助言は外すことができない存在です。ちなみに、吉田えりのお父さんは、野球の経験などがなく小学生のお兄さんと吉田えり選手がボールの取り方をお父さんに教えていたようです。

女子野球をオリンピックに: 佐伯絵美

佐伯絵美選手は、全国屈指の強豪神戸弘陵に在籍している際に4度の日本一に輝くといった功績を持つ元エースです。現在、クラブチームの履正社RECTOVENUSに所属していますが、女子野球史上初の春の連覇、秋のユース大会史上初の3連覇を果たすなど女子野球をオリンピックに、4度の日本一を経験している女子右腕が目指す未来へと期待が集まっています。

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佐伯絵美選手は、神戸弘陵学園高校出身、履正社医療スポーツ専門学校のスポーツ外国語学科に在籍中です。神戸弘陵学園高校時代は、4期生19名の中で投手として活躍し2020年3月に神戸弘陵高校を卒業後英語を学ぶために履正社医療スポーツ専門学校のスポーツ外国語学科へ進学しました。外国人講師と積極的にコミュニケーションを図り学校卒業後にはオーストラリアへの野球留学を予定しており、オーストラリア留学に向けて語学力を磨いているといいます。侍ジャパン女子代表監督の中島梨紗監督や前任の橘田恵監督など、大学卒業とともにワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアへの野球留学を経験しているようです。なお、神戸弘陵学園の野球部門では、リーグ戦大会直前に佐伯絵美選手はヘルニアで戦線離脱といったアクシデント、決勝まで約1週間あるので勝ち進むことができれば最後の1イニングで投げさせることができるかもしれない、チームは一つになったなどの歴史もあります。

女子野球ワールドカップ再延期

女子野球ワールドカップは未だかつてない問題に直面しています。それは世界中に猛威をふるっている新型コロナウイルスです。メキシコ・ティファナで開催予定だった女子野球ワールドカップは開催が延期されていて、その時期は2021年3月を目安にしていました。

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Samurai Japan
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