The Art of Baseball

ベースボールの芸術

日本における野球の歴史

アジアや北米・中南米を中心に親しまれているベースボールが日本に伝わったのは、明治4年のこと。現在の東京大学である当時の東京開成学校予科で教鞭をとっていたアメリカ人によってもたらされました。

f:id:TheArtofBaseball:20210805233633p:plain

 

当初は打球おにごっこと呼ばれ遊技ととらえられていましたが、明治6年にはスポーツの競技として初めて試合が執り行われました。その後に東京を中心にいくつものアマチュアチームが結成され、在日アメリカ人との交流試合に連勝したこともあって、人気に火が付いて全国に広まり、子供から大人まで幅広く愛されるようになります。ベースボールが野球と呼ばれるようになったのは、伝来後、約20年経ってからだといわれています。

f:id:TheArtofBaseball:20210805233646j:plain

そして1936年、ついにプロ野球が開設されました。プロ野球選手を選抜して結成されたチームで参加した2006年と2009年のWBCでは優勝を勝ち取るなど、日本のレベルは世界的にみても高く、ワールドワイドに活躍するアスリートを輩出し続けています。