女子野球ワールドカップ再延期
女子野球ワールドカップは未だかつてない問題に直面しています。それは世界中に猛威をふるっている新型コロナウイルスです。メキシコ・ティファナで開催予定だった女子野球ワールドカップは開催が延期されていて、その時期は2021年3月を目安にしていました。
しかし、未だに新型コロナウイルスの感染拡大は広がっている地域もあるので、世界野球ソフトボール連盟（WBSC）は仕方なく再延期を決定しました。2021年の下半期に再延期することが決定したので、現在は2021年の下半期に向けて準備を進めています。
参加する予定だったのは12チームで、このチームは世界野球ソフトボール連盟（WBSC）が選抜した形です。開催する側も大変ですが、参加する各国の選手たちはもっと大変です。調子を整えるだけでも大変ですし、大会に向けてベストな状態を用意するためには時間が必要です。
選手によっては怪我をしてしまうリスクもありますし、加齢によって引退を決意せざるを得ない選手もいます。選手も人間なので一年中ベストな状態を維持することはできないですし、モチベーション維持も難しくなります。モチベーションの低下を理由に大会参加をやめてしまうこともありますし、競技自体を引退してしまうこともあります。
本来は選手やファンのために行われる大会ですが、今の状況では選手にとってもファンにとっても良い状態とは言えません。これ以上延期することになるくらいであれば、会場を変更するという選択も考える必要があります。
