The Art of Baseball

ベースボールの芸術

女子野球をオリンピックに: 佐伯絵美

佐伯絵美選手は、全国屈指の強豪神戸弘陵に在籍している際に4度の日本一に輝くといった功績を持つ元エースです。現在、クラブチームの履正社RECTOVENUSに所属していますが、女子野球史上初の春の連覇、秋のユース大会史上初の3連覇を果たすなど女子野球をオリンピックに、4度の日本一を経験している女子右腕が目指す未来へと期待が集まっています。

f:id:TheArtofBaseball:20211026161121j:plain

佐伯絵美選手は、神戸弘陵学園高校出身、履正社医療スポーツ専門学校のスポーツ外国語学科に在籍中です。神戸弘陵学園高校時代は、4期生19名の中で投手として活躍し2020年3月に神戸弘陵高校を卒業後英語を学ぶために履正社医療スポーツ専門学校のスポーツ外国語学科へ進学しました。外国人講師と積極的にコミュニケーションを図り学校卒業後にはオーストラリアへの野球留学を予定しており、オーストラリア留学に向けて語学力を磨いているといいます。侍ジャパン女子代表監督の中島梨紗監督や前任の橘田恵監督など、大学卒業とともにワーキングホリデー制度を利用してオーストラリアへの野球留学を経験しているようです。なお、神戸弘陵学園の野球部門では、リーグ戦大会直前に佐伯絵美選手はヘルニアで戦線離脱といったアクシデント、決勝まで約1週間あるので勝ち進むことができれば最後の1イニングで投げさせることができるかもしれない、チームは一つになったなどの歴史もあります。