The Art of Baseball

ベースボールの芸術

アマチュア野球とプロ野球の違いとは?

野球はアマチュアスポーツの中でも人気が高い球技ですが、アマチュア野球とプロ野球のルールの違いには何があるのかご存じでしょうか道具についてはプロ野球は木製バットでアマチュア野球では金属バットなどの違いがありますが、一般的に木製バットは芯部分にボールが当たらないと打球が飛ばない、そして芯を捉えないと折れてしまうことがあるなどプロの技術力を見せつけるなどの違いがあるわけです。 
 



臨時代走は高校野球で見かけることがあるシーンになりますが、これはプロ野球では存在しないルールです。ピッチャーが投げた球が打者の体に当たるいわゆるデッドボールを受けたとき、その選手がランナーとして類に立った際に代わりの選手でもある代走を出すことができるルールになります。プロ野球の場合は、デッドボールを受けた選手がそのままの状態で類に立ってホームを目指すのが一般的ですが、アマチュア野球にはこのような異例ともいえるようなルールが存在します。 
 
ちなみに、このようなルールが存在する背景の中には、デッドボールを受けたときのケガを想定している点が挙げられます。ヘルメットをかぶっているので打球が頭に当たったとしても大ケガになることはないけれども、頭にボールが当たると脳震盪などのリスクがありますので選手の体のことを考えて他の選手が代走として選ばれるわけです。プロ野球は延長戦が行われるのは12回までになりますが、高校野球などの場合は13回が最終回などの違いもあります。