名将 須江航監督の指導法

名将須江航監督は仙台育英高校で指導を行っています。仙台育英高校は2022年夏の甲子園優勝校であり、優勝校を率いてきた監督や彼による指導法にも注目が集まっている状態です。須江航監督のことを知りたいのであれば、経歴や指導法、名言についてチェックしてみましょう。

彼は佐々木順一朗氏の後任として2018年から仙台育英高校で指導を行っています。須江航監督自身は小学2年生から野球を始め、同校に進学し、2年生秋から学生コーチとして活躍していました。3年生には記録員としてベンチ入りを果たし、春のセンバツ大会にて準優勝しています。進学先である八戸学院大学でも学生コーチを継続し、大学卒業後に恩師からの誘いで野球部指導者を務めるようになりました。

須江航監督の指導方針は、攻撃面で全力で走ること、守備面で進塁させないことを大切にしていることが特徴的です。全力疾走とカバーリングによって野球が成り立つと考えており、これを徹底していました。更に分析力が素晴らしく、チームの弱点を見抜いては徹底的に強化を行っています。

素晴らしい能力があることで選手の能力を引き出すことができているだけでなく、彼の人柄や選手への向き合い方も結果に繋がっていると知っておきましょう。須江航監督は2022年夏の甲子園優勝後のインタビューにて、「青春ってすごく密」という言葉を使っています。学生である選手たちに真摯に向き合ってきたからこその名言であり、そんな須江航監督だからこそ仙台育英高校は力を伸ばし、甲子園で優勝することができたのだと考えられるでしょう。